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私の記録(思いつくまま折々の出来事・趣味いろいろ・手芸・音楽・四季の草花のことなど )


by poco
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至福のひと時でした。

2月24日(土)
今日はまるで寒のもどりのよう。お天気はよかったのだが北風が強く寒い一日だった。午後から一人でゆっくりとBSを観る。「夢の音楽堂」と言う番組で「20世紀の巨匠達の夢の競演」だった。黒田恭一氏や諏訪内晶子さんたちがコメンテーター。懐かしい演奏や曲がいっぱいで、嬉しい番組だった。諏訪内さんがイタリアのヴィチエンツアという街を訪れ、そこの街の人々が誇りししている、16世紀に建築家パラーディオが建築設計をしたという「テラトロ・オリンピコ劇場」を紹介、16世紀の建築とは思えない素晴らしい劇場の内部、古代イタリアの円形劇場の形ですごい彫刻、とまわりには、それに拘ったスポンサーの人々の像がめぐらされ、そのころのものとは思えない立派な建物でした。さすがに客席は木でベンチ式のものだったが、いかにも其の当時の劇場の様子が伺えました。諏訪内さんはそこでバルトークの無伴奏パルティータを弾きました。そのすばらしい演奏とその劇場の響きと素晴らしい楽器の響きがなんとも素晴らしくすごく感激しました。諏訪内さんのテクニックに(ボーイング、フィンガリングとも)出だしから目を見張ってしまいました。素晴らしい演奏でした♪♪。 でも何とあとで諏訪内さんが今弾いている「あの楽器はあの『ハイフエッツ』が生前弾いていた『ストラディバリウス・ドルフィン』です。」と言ってらっしゃるのを聞いてびっくり!びっくり!諏訪内さんも「今、それを弾いているのはとても幸せです。」と言っていらっしゃいましたがほんとうにすごいです。ストラディバリウスってほんとうにいろいろな方をめぐりめぐっていくと言う不思議な伝説を聞きますがこれはどういうめぐり合いだったのでしょうかね~。やはり諏訪内さんだからこそあのように素晴らしく弾きこなせるのでしょう。ハイフェッツといえば、20世紀最高のバイオリンニスト、皆神様と尊敬する大巨匠なのですから・・・。その話からまた、今は絶対に見られないハイフェッツの画像が観られました。バッハのシャコンヌでした。これも感激!昔小さい頃母と一緒に映画「彼等に音楽を」、「カーネギーホール」を観に何回行ったでしょうか。懐かしい思い出です。その時見た彼の演奏が今も忘れられません。まだTVも普及していない時期、来日した時も物凄いプレミアムがついてなかなか普通の人はコンサートには行けなくくらい物凄い巨匠だったのです。だから動く彼の画像がTVに映ったのでこれもすごい感激でした。そのあと「デル・モナコ」と「テバルディー」のオペラ、「アンドレシニア」もすばらしい歌の競演で嬉しかったです。、これは大人になってからイタリアオペラが2回来日した時に「アイーダ」や「トスカ」を見に行ったのですがそれ以来イタリアオペラに心酔したものです。だからこれもすごく感激しながら懐かしく観ました。まだ映画も白黒の時代、でもTVのハイフェッツの映像ははフランスの放送局のものでしたがカラーでした。もっともまだハイフェッツが年を採ってからのものだったようですが、まだとてもハンサムでした。まだまだ放送は続くようでしたが、夕方5時になってしまいました。今、我が家はビデオが使えなくてこれはほんとうに残念でした。
何といってもハイフェッツの画像が欲しかったな~と思いつつ夕方の買い物に・・。
    寒~~い、寒~~い。<`~´>
至福のひと時でした。_f0060447_16552838.jpg

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by poco4315nb3 | 2007-02-24 23:56 | 思いつくまま、折々のこと | Trackback | Comments(0)